桜宮高校バスケ部キャプテンの自殺は、なぜ防げなかったのか！？ [体罰・いじめ]
桜宮高校バスケ部キャプテンの自殺問題で、顧問の小林基が体罰を行ったからだと叩かれ、また橋下徹大阪市長が、同校の体育科の入試中止を要請し、大阪市教育委員会が中止を決定したことで、何となく決着したかに見えますが、なぜ自殺が防げなかったのか、原因は何だったのか、釈然としませんよね！？
確かに、体罰が行われていたのは事実なので、小林基顧問の責任は逃れませんが、自殺との因果関係がはっきりしませんね！？
小林基 画像
橋下市長は、以前のテレビ出演で、
「この学校では暴行が常態化し、それが原因で一人の生徒が自殺している。」
と、まくしたてていましたが、暴行の常態化が原因なのでしょうか！？
橋下徹氏のやりかたは、いつもの通り、悪者を仕立てて、それを徹底的に攻撃するので、学校や教育委員会が悪者になり、原因は教育関係者だと、短絡的に責任を決めていませんか！
橋下徹 画像
ネット上でも叩かれている、大阪市教育委員会の長谷川恵一委員長も、
「桜宮高校内のアンケートでは、普通科も体育科も体罰の数は変わらない。今回の措置（体育科の入試を中止し、普通科に編入させる）は、子供らの目線からしても、根本的な解決にならない。」
と、正論を述べていますよね！
大阪市教育委員会 長谷川恵一委員長 画像
自殺した前日に、３０〜４０発のビンタを浴びたと報道されていますが、これも数字が一人歩きしているとの指摘もありますね！？
自殺した生徒が、キャプテンを続けることにこだわっていたのは、大学進学のためだったとの証言も出てきていますから、報道されているような、体罰だけで悩んでいたというのは、短絡的かもしれませんよ！！
生徒の苦しい心の内をきちんと理解し、教育指導として、何が欠けていたのか、問題の本質は何だったのか、などなど、きちんと分析してから対策を取って欲しいですね！！
タグ：バスケ部顧問 小林基
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