トランス脂肪酸 マックポテト [ニュース]
「トランス脂肪酸」って、ご存知ですか？ あまり聞かれない用語ですが、健康管理に関心のかる方は、よくご存知かもしれません。というのは、一定量を摂取するとLDLコレステロール（悪玉コレステロール）を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、2003年以降、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えているからなのです。
このトランス脂肪酸が、マックポテト（マクドナルドのフライドポテト）を揚げる際に、使われていると言われているので、注目されていますね。
実は、ネット上に、マックポテトとケンタッキーフライドチキン（KFC）のフライドポテトを３年間放置した画像が流れているのですが、マックポテトは腐らなかったので、防腐剤などが使われているのではと、心配の声が上がっているのです。
ある記者が、マクドナルドに問い合わせたところ、トランス脂肪酸が含まれていることが明らかになりました。そこで注目されはじめたのが、「トランス脂肪酸」。
このトランス脂肪酸は、天然の植物油にはほとんど含なれないと言われており、また、揚げ物に使うと、カラッとした食感がえられ長持ちする性質なので、ファストフード店でよく使われていると言われています。
米国では、アメリカ食品医薬品局が、食品に含まれるトランス脂肪酸の表示について規定を設けて表示を義務付けているため、米国のKFCやスターバックスなどの大手チェーンでは、トランス脂肪酸の含量の少ない油脂へ切替た模様です。
なにせ、米国では、食べるプラスチックなんて呼ばれることもあるくらいですから。
日本でも、２００７年くらいから、このトランス脂肪酸を含んだ油から切り替える動きガッ出てきて、
・日本ケンタッキーフライドチキンでは、2007年10月にトランス脂肪酸の含有量を半減させた調理油に切り替えて、今後も含有量をゼロにする油の研究を進めていくと発表
・ミスタードーナツでは、2007年12月より油脂そのものを切り替えるだけではなく、その他の原材料中に含まれる油脂も改善し、大幅にトランス脂肪酸量を削減
・2010年12月に、セブン&アイ・ホールディングスは、トランス脂肪酸を含む商品を販売しない方針
と発表されています。
ただ、マクドナルドのフライドポテト。これは、少なくとも日本では使われている模様で、この背景には、「摂取は個人の判断にゆだねるという方針」とした消費者庁のガイドラインに基づいた判断がある模様です。
食品安全委員会報告では、日本人が１日に接種するトランス脂肪酸は１％未満で、WHO勧告の１％未満を下回っているとされていますが、あくまで平均値なので、摂取しない方がいいですよね。特に、私のように、マクドナルドのフライドポテトが好きな方は。。。
「冷えたマックフライポテトをカレーに入れると美味しいと美味しい」らしいです。
マップポテトができるまでの動画です。ちょっと短いですが。。。
また、マックポテトの重さを試した動画もありますので、ご覧ください。
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