生命保険見直し 保険料 [生命保険]
生命保険の見直し。一度は検討したことがあるでしょう。あるいは、生保レディの勧められるがままに見直した方もいらっしゃるかもしれません。
特に、2008年10月に、生命保険会社大和生命が破たんした時は、生命保険見直しのトリガーとなったのではないでしょうか。生命保険の保険料は、結構な負担になっており、住宅ローンに次ぐ負担と思いますよ。
比較してみましょう。
月々10万円のローンを払っている方:
30年返済で、10万円×12ヶ月×30年=3600万円。
月々2万円の保険料を払っている方:
23歳で加入し60歳まで保険料を支払った場合、38年間支払うので、2万円×12ヶ月×38年=912万円
恐らく、結婚や子供が生まれると、生保レディが甘い罠を仕掛けてくるので、途中から保険料は増えていると思いますが、それでも1000万円近い保険料を納めることになりますよ。
ただし、解約や保障の見直しを考えている人に、間違った解約や見直しを防ぐため、保険の見直しの基本と対策について解説してみましょう。
保険って何のために入るかを整理してみましょう。
基本は2点。遺族の生活保障と家族の医療保障。
これに、相続や介護をどのように加えるかが基本になります。
今回は、遺族の生活保障と家族の医療保障を考えてみましょう。
ここでのポイントは、生活費がいくら必要かです。お住まいの地域や家族構成にもよりますが、平均すると月額30万円と言われているので、まあ年金が支給される65歳までの生活保障を考えてみましょう。
30万円×12ヶ月×(65歳までの年数)で計算してみてください。40歳の場合、9000万円になりますが、その50〜70%は、働いて稼ぐ(月15万円〜20万円)ので、残りの2700〜4500万円が、死亡保障で必要となりますよね。
ざっと3000〜4000万円の死亡保障があれば、生活はできると思います。この死亡保障は、安い掛け捨てがお勧めです。
また、死亡時には、お葬式などで費用がかかるので、ひとり300万円(夫婦で600万円)を上乗せしておいた方が無難でしょう。
さて医療保障ですが、これが、色々な種類があるので、迷ってしまうところですが、入院保障として1日1万円、ガン補償の通院補償で5000円、先進医療保障1000万円、手術時に50万円あたりが必要十分ではないでしょうか。
もちろん、家計に余裕があるならば、この倍以上をかけてもいいのですが、保険をかけすぎて、貯蓄ができないのであれば、本末転倒ですよね。家計・貯蓄・保険のバランスを考えることが重要です。
この医療保障ですと、保険会社によりばらつきはありますが、一人月額7000〜1万円くらいです。
夫婦で、死亡保障と医療保障を加入して、3万円ほどの計算になりますが、介護や相続を加味すると、加入する年齢にもよりますが、倍くらいの保険料になると思われます。
こうなると、保険をかけた方がいいのか、介護などは貯蓄でカバーすべきなのか、ご自身のライフプランと健康問題を考えて対応した方がいいですね。
こういった問題は、フィナンシャルプランナーの方が詳しいので、ご相談してみてはいかがでしょうか?
私も、下のふたつの相談窓口に申し込んで、それぞれ1時間ほどのアドバイスを受けましたが、なんと、無料!!
自宅や指定の場所へ来て頂けるので、安心です。
家計に困っていなくとも、無駄な保険や、見落としている保険など、教えられることが沢山あるので、感謝感激です。
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