中村勘三郎 野田秀樹 急性呼吸窮迫症候群 画像 [芸能]
12月5日に、急性呼吸窮迫症候群で帰らぬ人となった中村勘三郎さんは、劇作家で俳優の野田秀樹さんと、新たな芝居を企画していたとのニュースが入ってきました。中村勘三郎さんと野田秀樹さんは、25年以上に亘る親友で、野田秀樹さんは、勘三郎さんが急性呼吸窮迫症候群で亡くなる最期も、みてとったと語っています。
中村勘三郎さんと野田秀樹さんの画像です。
今年6月に、勘三郎さんが食道がんで入院してからも、野田さんは毎日のようにお見舞いに訪れていた模様で、その際に勘三郎さんは、
「自分の状態を芝居にしろ。」
と頼んだそうです。
勘三郎さんと野田秀樹さんとの間で練られていたお芝居とは、「野田版 曽根崎心中」などの7つの新作といわれていますが、その中に、食道ガンと闘う自分自身を芝居化するという提案があったと語っています。
野田秀樹さん自身が、1998年に右目を失明し、その体験を舞台「Right Eye」として発表しましたが、勘三郎さんは、これをヒントに提案したのではないかと伝えられています。
野田秀樹さんが報道陣に語ったところによると、
「フェードダウンしていくようだった。入院中は看護師さんにちょっかいを出したりしていたけど、最期は看護師さんが何人もお別れに来た。みんなから愛されるアイツの性格だよね」
「喪失を超えた被害。災害です」
と、歌舞伎界だけではなく、日本の演劇・芸能界を支える巨星がいなくなったことを、嘆いておられた模様です。
中村勘三郎さんの、以前の記事も、あわせてご覧下さい。
http://trend-news-agency.blog.so-net.ne.jp/2012-12-05
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