老害ではないのか!? セーラー万年筆が社長交代で内紛!! [ニュース]
今日は、ちょっと堅いお話を! 老舗のセーラー万年筆株式会社が、社長交代で内紛が起きているみたいですね!? 12月12日発表ですから(報道によっては14日としているものもありますね)、土曜日にマスコミ発表するという、ちょっと異例ではないかと思いますが、社長の交代を発表してしまいました!!
調べてみると、セーラー万年筆は、1〜12月が事業年度なので、まあ、この時期に社長交代を発表してもおかしくないのでしょうが、ちょっと今回の社長交代は、老害というかなんというか、老人の醜い権力闘争に見えてしまいますね!!
解任されたのは中島義雄氏で、なんと73歳! まだ現役を続けるつもりだったなんて驚きとしか言えませんね!! 新社長の比佐泰氏は63歳とのことですから、若くはないですが、世代交代しないとおかしいでしょ!!
調べてみると、中島氏は、旧大蔵省出身で主計局次長を務めた超エリート! ただ、金融機関による過剰接待(いわゆる、ノーパンしゃぶしゃぶでしょうか!?)で退官し、幾つかの職を経て、2009年12月から同社の社長に就任してますね!
<この写真では、良いこと言ってますよね!? でも、社業に専念しないと・・・。>
解任劇で思い出されるのは、記憶に新しい大塚商会ですが、経営方針の対立という、まあ、ある意味では健全な戦いが社内で起きて、会社を再生させ成長路線にのせるには、既存路線か方針変更かの戦いがマスコミに取り上げられてしまったわけで、個人的に言わせてもらえば、健全な論争だったと思いますよ!!
ただ、今回のセーラー万年筆の場合は、少なくとも公式Web上で確認できる、平成19年度以降、営業/経常/純利益とも赤字続きの経営状況にもかかわらず、報道によれば、講演などの私的活動に時間を割いて、社業に専念しなかったというのが理由ですから、事実ならば、解任は仕方ないんじゃないでしょうか!?
この解任劇は、昨日、セーラー万年筆から発表された経緯の説明文書によると、1年ほど前から取締役会で、中島氏に以下の3点を要請したとあり、その内容が、
1.私的な活動を控え,会社の業務に専念すること
2. 知人が仲介してくる仕入商品を当社に持ち込まないこと
3. 当社の得意先回りをすること
とありますから、会社を私物化していたのですかね!?
さすがに、ノーパンしゃぶしゃぶには、行ってなかったことを祈りますよ!!
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